東風平 美穂 (こちんだみほ)
2006年に福岡から沖縄へ嫁いできました。
夫・小学5年生の息子・5歳の娘と那覇市のマンションで暮らしています。
片づけられない幼少~独身時代
幼少の頃より片づけは苦手、いつも忘れ物が多く、勉強に集中できない学生時代をすごしていました。片づけはできないのに、ときめくものをたくさん集めたり、ごちゃごちゃとものを飾ってみたり、間取りのチラシを見ては「ここに机を置いて、カーテンはこんなので・・・」とインテリアを空想するのが、大好きな子どもでした。
中学時代、友人宅でどこもかしこも片づいた状態を目にして驚く。「うちは、なんでこんなに散らかってるの?」母親が片づけられない人だったんです。友人宅のように、すっきり気持ちのいい空間にしたい、と気合と根性で片づけをやってみてもうまくいかず、すぐにリバウンド。何ヶ月かごとにきれいになっては、散らかって、を繰り返していました。
家に関することが好きなのは変わりなく、大学卒業後に就職したのは、システムキッチンのメーカー。ここでの学びは、現在でも活かされています。
結婚したら、片づけできるようになる?!
結婚するまで、実家で過ごしたため、結婚してはじめて、自分で家具や家電をなど選び購入し、配置や動線を考える必要が出てきた。自分が主導権をもって「どのようなものを持つのか」「どこになにを置けばいいのか」など、決定してゆくことで「自分なりの基準」が確立してくる。ここでやっと、片づけが人並みほどのレベルとなる。
その後、2009年のカレンキングストン氏のワークショップにてガラクタ整理とスペースクリアリングの手法を学ぶ。不用品をフリーマーケット等で手放し、家の中がすっきりしたら、すぐに赤ちゃんがやってきました。「手放すと、入ってくる」というのは本当なんだと、リアルに実感。
2010年長男を出産し、初めての子育てで、いっぱいいっぱいに。また片づけられない状態におちいる。授乳中に、あるインテリアブログで「ライフオーガナイズ」と出会う。
2012年2月にインテリアコーディネーター、10月にライフオーガナイザー1級を取得。
沖縄県初のライフオーガナイザーとなる。
片づけられないのは、自分のせいじゃない
ライフオーガナイズを学び、片づけられないのは自分が悪いからではない、ということがわかり、ホッと安心した気持ちになりました。いろんな方法を試してみて、自分に合った方法が見つかると、「やった!」とうれしくなる♪そのたびに、本当の自分に近づける。本当は自分はこうしたかったんだ、という本音の部分が見えてくる。ライフオーガナイズは単なる片づけではなく、生き方そのものを整える術なんだと感じています。
人見知りで、恥ずかしがり屋、人前で話すなんてとんでもないと思っていた以前のわたし。今では大勢の前でセミナーをしたり、ラジオで話したりと、ずいぶん世界が広がりました。見える景色もどんどん変わってきて、これからはどんな風になるのかも自分でも想像がつきません。以前は「できない、ムリ」と思っていたことが、すんなりできるようになっているんです!片づけをして、自分に自信がついてくると、こんな風に変わっていくんですね。
めんどくさい事が大嫌い、合理的にラクして自分のやりたいことを進めたい、欲張りなわたし。ライフオーガナイズのおかげでやりたいことがどんどん叶っています。
片づけを通して「自分らしさを追及し、自分のことをより好きになっていく」ライフオーガナイズを沖縄の方々へ伝える事がわたしの使命!と勝手に自負し、日々活動を行っています。